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納骨堂の仕組みとは?代表的なタイプと特徴について紹介 | 向島たから陵苑

近年、選択肢が豊富で、従来のお墓よりも検討しやすい納骨堂を選択する方が増えています。どの種類を選択するかによってメリットやデメリットが変わってくるので、代表的な種類と仕組み、おさえておきたいポイントについてご紹介しましょう。

納骨堂の種類と仕組み

最適な納骨堂の種類を選びたいと考えた際には、それぞれの特徴を理解することが重要です。6つの種類と仕組みついてご紹介するので、比較する際に役立ててみてください。

仏壇式

いろいろな形式がありますが、特に代表的な仏壇式は二段に分かれており、上段には仏壇、下段にはご遺骨を収蔵できる仕組みとなっています。ご家庭に立派な仏壇を用意するのは難しいけれど、きちんと自分たちだけのスペースで手を合わせてお参りしたいと考えている方にぴったりです。

家族で継承できるものや、夫婦で利用できるものなどがあります。一般的な費用相場は100万円程度となっており、他のタイプより高額です。

ロッカー式

ショッピングセンターなどにあるコインロッカーと同じような仕組みで、区分されたスペースに骨壺を納めることになります。費用は20~50万円程度と安いのですが、スペースは広くないためお花や遺影を一緒に納めるのは難しいでしょう。

墓石タイプ

古くからある屋外のお墓のように墓石が置いてあるタイプで、線香をあげることも可能です。とても立派なのですがその分費用は高く、100万円程度はかかると考えておきましょう。お墓参りをしっかりしたい方から選ばれています。

機械タイプ

最新の技術を用いたものであり、見えないところに安置されている骨壷がお墓参り時に専用のお参りスペースまで自動搬送されてきます。セキュリティが整っている施設が多く、綺麗なのが魅力ではありますが、費用は一人様用なら35万円~、家族用なら60~200万円程度と幅が広いです。料金に幅がある理由としては、機械代にプラスして土地代が上乗せされているからです。

都内の高級エリアだと費用が高くなる点や、お参りスペースの数が限られているため混み合うことがある点、停電時には利用できない点についてはおさえておかなければなりません。

位牌タイプ

ひな壇が用意されており、そこに他の方の位牌と一緒に位牌を立てる形です。ご遺骨は他のスペースに安置されているのが一般的となります。

費用相場は10~20万円と安いのですが、知らない方も位牌に対しても一緒に、手を合わせることになるので確認しておきましょう。

合葬・合祀タイプ

費用は最も安く、10万円程度です。他の方のご遺骨と一緒に供養されるので、あとからお墓を移したいと考えても、個別にご遺骨を取り出すことはできません。お墓参りをする予定がない方などから選ばれています。

当サイトでは、納骨堂の価格相場を別の記事にてご紹介しております。

詳しくは、納骨堂の種類とメリットやデメリット、価格相場について紹介の記事をご覧ください。

納骨堂の管理・運営はどんな仕組みになっている?

誰が管理運営を行っているのかについては、以下の3つ仕組みに分けられます。

寺院納骨堂

お寺が運営し、寺院や霊園内にあります。正式な檀家にならなくても利用できるのが魅力です。

公営納骨堂

自治体によって運営されるもので、利用の条件は自治体ごとに変わります。民営の施設に比べると費用が安く、宗旨や宗派は問われません。ただし人気が高く、抽選で選ばれなければ入れないことも多いです。

民営納骨堂

運営は宗教法人や財団法人、社団法人など、販売は民間業者が行います。宗旨宗派による制限はありません。

納骨堂のメリット・デメリット

納骨堂を利用する前に、どのようなメリットとデメリットがあるのかも確認しておきましょう。

メリット

屋内の施設であるため、雨の日など天候が悪い日でもお墓参りしやすい点がメリットです。どのような仕組みかは、選択する納骨堂の種類によって異なりますが、バリアフリーで設計されている設備が多く、高齢の方でも足を運びやすいよう工夫されています。

また、前述した種類のうち、墓石タイプ以外は墓石が不要ということもあり、お墓を建てるのに比べて費用を抑えることが可能です。お墓を建てる際にかかる費用は墓石代金が占める割合の大きいため、これがないだけでも費用を抑えることにつながります。

管理は納骨堂側がしっかり行ってくれるので、しばらくお墓参りに行けなくても荒れてしまうような心配もないですし、永代供養型が大半であることから、後継者がいない場合でも無縁墓になる心配がなく、安心して利用できます。

デメリット

施設の仕組みや種類によっては線香をあげたり、お花を飾ったりできないのがデメリットです。これはどの施設と契約をするのかによっても異なります。

また、自分でお墓を建てる場合は、後継者がいる限りずっと遺骨を納めることができますが、納骨堂の場合は期間に期限があるのもデメリットです。

期間が過ぎたあとは他の方のご遺骨と一緒に合祀墓に移されるので、これがどうしても嫌な方にとっては大きなデメリットになってしまうでしょう。

納骨堂選びのポイント

納骨堂選びのポイントとして、押さえておきたいのは以下の項目です。

  • ・自宅などからアクセスしやすいか
  • ・1基あたり何名まで収容可能か
  • ・料金プラン・その他の費用
  • ・受け入れ・対応可能な宗教と宗派
  • ・参拝可能な日と時間帯
  • ・園内の広さや設備、利用しやすさ

 

まず、自宅や職場などからアクセスしやすい立地かどうかをチェックしましょう。

仮に自宅から近くても、公共交通機関の乗り換えが多かったり、タクシーを使わなければならない場所であったりすると、参拝が難しくなることがあります。

遺骨が何名まで収容できるかも重要なポイントです。家族全員で入れるのか、あるいは1人用に対応できるかといった項目と、仕組みや料金プランを比較してください。

特定の宗教や宗派を持っている場合は、受け入れ可能かどうか、また遺骨の収容後に対応(聖職者を呼んで法要を行うなど)ができる宗教・宗派についても確認を。

納骨堂は屋内施設のため雨天でも参拝は可能ですが、参拝可能な日時は施設によって異なります。

一般の霊園のように24時間開放されているケースは少ないため、来園可能時間をチェックしておきましょう。

園内の広さ、設備、バリアフリー対応など利用のしやすさも重要なポイントです。

施設管理が行き届いていることが理想的で、小さなお子さんのためのキッズスペースや授乳室、多目的トイレなど利用者に合わせた設備が整っていればさらに好条件となります。

気になる施設を見に行ってみるのがおすすめ

納骨堂には様々な種類があるため、どこが最も理想的かを判断する際には実際に足を運び、自分の目で確認してみるのもおすすめです。

その際、施設の特徴について聞いてみたり、仕組みについてよくわからないことがあれば質問したりしてみましょう。家族がいる場合は家族とも話し合いをしながら理想的な施設を探してみてください。

向島たから陵苑では、ペット供養も可能な納骨堂もご用意しております。
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