
ペットの供養に宗教は関係ある?


ペットを供養する際に気になるのが宗教・宗派です。人間の場合、宗派によってさまざまな供養の方法がありますが、ペットの場合はどうなのでしょうか?ここではペットの供養と宗派について「考慮すべきこと」「主な宗派」「納骨堂の利用」について解説しています。キリスト教の場合の対応も説明していますので、参考にしてみてください。
目次
ペット供養の際の宗教で考慮すべきことはある?
ペットの供養で気になるのが「宗教」です。人間であれば宗派によってさまざまな供養方法がありますが、ペットの場合はどうなのでしょうか?ここではペットの宗派について解説します。
そもそもペットに宗派はあるのか
結論から言いますと、ペットに宗派はありません。そのため無宗派で供養されるケースが多く、なかには飼い主の宗派で行うケースも少なくありません。ただ葬儀業者によっては大きな違いがあるため、利用する際は注意が必要です。たとえば寺併設の葬儀業者の場合、寺の宗派に従って執り行うことが多いでしょう。
ただペット葬儀業者の場合、宗派を気にしない方以外は自身の宗派の僧侶を手配してくれることがあります。このように、基本的にペットの供養に宗派はありませんが、時と場合によって手配されるケースもあるということです。まずは利用する業者に相談してみてください。
ペットの主な宗派とは?キリスト教でも大丈夫なのか
ペットを供養する際、無宗派で行うケースが多いことは分かりました。しかし、宗派を意識して行うことも可能です。ここではペットの主な宗派について解説します。
主な宗派について
よく見かけるのは、「法相宗」「華厳宗」「律宗」「天台宗」「真言宗」「融通念仏宗」「浄土宗」「浄土真宗」などです。これらの宗派を「十三宗五十六派」と言い、十三宗と枝派の宗派が五十六あるためこのように付けられています。
キリスト教の場合
ただすべての人に宗派があるわけではありません。なかにはキリスト教の方もいるため、仏教以外の場合はどのように供養してあげたら良いか悩んでいる方は少なくないでしょう。まず、葬儀は仏教のみに存在するためキリスト教では行われません。一般的には自宅でお見送りをしたあと、ペット斎場で供養してもらうケースがほとんどです。もちろん仏教の考えで供養することも可能ですが、教会で牧師に行ってもらうことのほうが多いでしょう。なかにはペットを供養する協会もありますので、どうしても利用したい方は検討してみてください。
ペットを納骨堂で供養してもらう方法
ペットの供養は自宅や霊園でも可能ですが、せっかくなら納骨堂を利用したほうがきちんと管理してくれるので安心です。ここでは納骨堂で供養してもらう場合の方法を解説します。
納骨堂での供養方法
ペットの納骨は他のペットと一緒に埋葬する合同と個別で行う方法の主に2つのやり方があります。また先ほども述べたように、宗派や宗教を意識する場合、納骨堂ならそういったことを問わずに利用できるところが多いので安心です。納骨堂の良いところは、なんといっても雨天でも安心して参拝できるところでしょう。屋外に設置されていることが多いため、いつどんなときでもお参りができます。ただ納骨堂によって使用料が異なるのできちんと確認しておきましょう。
納骨の手順は、火葬後に供養する場合と自宅で供養する場合とで異なります。前者の場合、骨壺を預け納骨堂に納めるか合同供養祭で読経後に納めるか2つの方法があります。自宅で供養する場合は骨壺を持ち帰ることになりますが、後に納骨堂に納めることができます。その際、合同か個別かを決めて供養することになります。
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