永年供養墓の種類について
契約料を支払うことで一定期間管理してもらえる「永年供養墓」。 遠方に住んでいる方や後継者がいない方でも、墓地の管理者が管理・供養してくれるので安心です。 近年は永年供養墓を希望する方が増えていると言います。
「どのように供養してもらうか迷っている」 「家族に迷惑をかけたくない」 「身近に高齢者しかいなくて管理できない」 という方は、ぜひ永年供養墓を検討してみてください。 今回は永年供養墓の種類について解説しています。 意外と種類が多いので、事前にしっかり確認しておきましょう。
永年供養墓の種類を確認
永代供養料を支払うことで、寺院や霊園などが一定期間管理をしてくれる「永年供養墓」。 ひと口に永年供養墓と言っても種類はさまざまです。 そこでここでは、一般的に用いられている種類について解説します。
納骨型
このタイプには「納骨塔型」「納骨堂型」「納骨稜型」の3種類あり、それぞれ特徴が異なります。 納骨塔型は納骨室が地下にあり、宗教にこだわりのない方が選択しやすいお墓になります。 上には釈迦像や仏像などが祀られているのが特徴です。
納骨堂型は地上に納骨室があります。 規模は場所によってさまざまですが、ビルのような大きな建物から小さいものまで存在します。 納骨稜型は、古墳のようになっているのが特徴的で、上に土が盛られています。 さらに、永年供養墓には「霊廟」「集合式」「個別墓」などいろんなタイプのお墓があります。 基本的に他人と共同して納骨室を使用することが多く、これを“合葬墓”と呼びます。
それぞれ価格が異なる
同じ永年供養墓でも、どの種類を利用するかによって価格帯も変わってきます。 その理由はいくつかあります。
- 1.墓石の使用や大きさなどが異なる。
- 2.埋葬期間が異なる。
- 3.占有スペースの違い。
- 4.墓石のデザインやサイズなど。
これらを踏まえたうえで価格と相場が決まるため、差が出やすいのでしょう。 なかでも価格に影響しやすいのが“周辺の地価と立地”です。 利便性によっても変わってきますので、そのへんも考慮してからどのタイプで供養してもらうか決定しましょう。
霊廟
個別に納骨できるロッカーなどが設けられているタイプになります。」 定義はさまざまですが、日本では“特定の人物が祀られている”ことが多く、仏壇や神社なども霊廟に含まれます。 また一般的なお墓とは違い建造物が用いられているのも特徴です。 儒式・神式・仏式に分類されます。
集合式
言葉のとおり、一か所に個別の石碑が並べられたタイプになります。 区画で分けられているのでわかりやすいでしょう。 とはいえ、納骨スペースは個別になっているため安心です。 ただし契約期間が過ぎると共同納骨室に移されるので注意してください。
個別墓
個別に納骨するタイプです。 納骨堂などがこのタイプになり、一定期間が過ぎると他の遺骨と一緒に納骨されます。 契約期間は「17」「33」「55」の年忌法要。 もちろん永代供養料を支払えば更新されるので、再び管理してもらえます。 この先ずっと永年供養墓にしたい方は、契約期間にだけ気をつけましょう。
ちなみに、他の遺骨と一緒に納骨されることを合祀と言います。 すべての遺骨を一括で管理してもらえるので費用も安く、場所によっては1万円以下で済むところもあります。 ただし一度合祀にすると遺骨を取り出すことができないので、埋葬場所を変えたい場合は注意が必要です。
納骨の種類
本記事では永年供養墓の種類についてご紹介いたしました。では、納骨には実際どの程度の種類があるのか、納骨にはどんな種類がある?こちらの記事にて紹介してますので是非参考にしてみてください。
どの永年供養墓が適しているかしっかり調べよう
いかがだったでしょうか? ひと口に永年供養墓と言ってもいろいろな種類があることがわかりました。 価格や相場も変わってきますから、永年供養墓を検討している方はしっかり親族と話し合って決めてください。
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